はじめに:育児休業後に退職したママのリアルな不安、私だけじゃない?
育児休業明け、
「さあ、仕事復帰だ!」と意気込む一方で、
「本当にこのままでいいのかな?」
「子どもとの時間を大切にしたいけど、働き方を変えられるかな?」
と心の中で、モヤモヤを抱えていませんか?
私自身も、二度目の育児休業中に今後のキャリアへ不安を感じていたところ、会社より事務所移転を告げられ通勤2時間半に…。
子どもとの時間が減ってしまうこと、そして何より自分自身の心身が限界に来るのではないか
という葛藤から思い切って退職を決断しました。
でも、いざ退職となると「何から手をつけていいのか分からない」「手続きが多すぎて不安」という気持ちでいっぱいになりますよね。
私もそうでした。
この記事では、私と同じように育休後に退職したママが「退職後すぐにやるべき5つの手続き」について、実体験を交えながら、必要な書類や手続きの期限を分かりやすくまとめました。
この記事を読めば、退職後の手続きの全体像が分かり、不安を減らして次のステップへ安心して進めるはずです。これから退職を考えている方、退職直後で不安なあなたの参考になれば嬉しいです。
退職後すぐにやるべき手続き5選:漏れなく進めるチェックリスト

退職後の手続きは多岐にわたりますが、一つずつクリアしていけば大丈夫。特に重要な5つの手続きについて、具体的な方法とポイントを見ていきましょう。
①雇用保険(失業手当)の申請準備:生活費の不安を減らし、次のスキルアップに繋げよう

退職後の生活を支える大きな「失業手当」(正式名称:基本手当)。これは、雇用保険に加入していた方が、失業中に働く意志と能力がある場合に受給できる手当です。
申請ポイントと準備
・離職票が届いたらすぐに!
退職後、会社から「離職票」が発行されます。これが届いたら、必要書類を揃えてお住いの地域のハローワークへ行きましょう。
・求職活動の意思表明
受給には「働く意思」が必要です。ハローワークでの職業相談や求職活動の実績が求められます。
・ハローワークの無料相談を活用!
手続きで不明な点があれば、ハローワークの窓口で気軽に相談できます。積極的に利用して、不安を解消しましょう。
※離職票が届いた後の、失業手当の申請体験談も後日記事にします!
リアルな流れや私が何に認定されたかなどの経緯を詳しくお伝えできればと思います。
・自己都合?会社都合退職?
失業手当の受給開始までの期間は、退職理由によって異なります。
倒産や解雇など、会社の都合で退職せざるを得なかった場合です。給付制限期間なし。待期期間7日間を経過すれば受給開始。
ご自身の意思で退職した場合です。待期期間7日間に加え、給付制限期間があります。
・2025年3月31日以前に退職した場合:
給付制限期間は2ヶ月
・2025年4月1日以降に退職した場合:
給付制限期間は原則1ヶ月に短縮されました。(ただし、過去5年間に2回以上自己都合退職で受給した場合は3か月となるケースもあります。)
育休後の復職困難や病気・介護などやむを得ない理由で自己都合退職をした場合、「特定理由離職者」として認められることがあります。この場合、給付制限期間なしで、待期期間7日間が経過すれば、受給開始となります。
私のように「通勤および育休後の復帰困難」といった場合は、この特定理由離職者に該当する可能性もあります。ハローワークの判断となりますので、離職票を受け取ったら、相談窓口で具体的に伝えましょう。
②健康保険の切り替え:国民健康保険 vs配偶者の扶養

会社を退職すると、今まで加入していた健康保険(会社の健康保険組合など)は使えなくなります。退職の翌日から、新しい健康保険に加入する必要があります。主な選択肢は2つです。
【選択肢と手続き】
・対象:
自営業や配偶者の扶養に入らない方
・手続き場所:
お住まいの市区町村役場の窓口
・手続き期限の目安:
退職日の翌日から14日以内
・必要なもの:
健康保険資格喪失証明書(会社から発行)、本人確認書類、マイナンバーカード、印鑑など
・ポイント:
保険料は前年の所得によって計算されます。市区町村によっては、失業中の軽減措置などがある場合も。
・対象:
配偶者が会社員などで健康保険に加入しており、あなたの年収が原則130万円未満(60歳以上または障がい者の場合は180万円未満)の条件を満たす場合。この場合、あなたの保険料負担はありません。
・手続き場所:
配偶者の勤務先担当部署(人事・総務・労務部など)
・必要なもの:
健康保険資格喪失証明書、戸籍謄本や住民票(扶養の事実を確認するため)、配偶者の健康保険証など(勤務先によって異なります)

お子さんがいる場合、お住いの自治体(市区町村)が実施している「乳幼児医療費助成制度」についても確認が必要です。
この制度は、親がどの健康保険に加入しているかよりも、「お子さんが加入している健康保険」と「その保険証に変更があるかどうか」が重要になります。
保険証に変更があった場合は、速やかに自治体へ「医療証の変更届」を提出する必要があります。
変更手続きを忘れると、助成が一時的に使えなくなるケースもあるため注意しましょう。
助成の対象年齢や内容、必要書類は自治体ごとに異なるため、詳細はお住まいの市区町村役場にご確認ください。
【保険料シミュレーションで判断】
ご自身の健康保険の選択(国民健康保険か、配偶者の扶養か)で迷ったら、それぞれの保険料をシミュレーションしてみることをおすすめします。
自治体のWebサイトや窓口で概算を教えてもらえることが多いので、積極的に活用しましょう。
国民年金の手続き or 扶養への切り替え:将来の安心のために

年金も健康保険と同様に、会社を辞めた瞬間から「自分で払う(国民年金)」か「扶養に入る(第3号被保険者)」かの手続きが必要になります。
1.国民年金に加入する(第1号被保険者)
・対象:自営業の方や配偶者の扶養に入らない方
・手続き場所:お住いの市区町村の窓口または年金事務所
・ポイント:所得が少ない場合、保険料の免除・納付猶予制度を利用できることがあります。経済的に不安な場合は、必ず相談してみましょう。
2.配属者の扶養に入る(第3号被保険者)
・対象:配偶者が厚生年金に加入しており、あなたの年収が健康保険の扶養条件(原則:130万円未満)を満たす場合。この場合、保険料を支払う必要がありません。
・手続き場所:配偶者の勤務先を通じて手続きをします。
児童手当・保育園など家庭の周りの変更手続き:見落としがちでも重要!

退職は、住民税の金額や保育園の入園条件、児童手当の受給額など、育児や家庭まわりに影響が出ることもあります。意外と見落としがちですが、こちらも忘れずに行いましょう。
【確認・変更が必要なもの】
・児童手当の「現況届」や「変更届」
収入状況がかわったことで、児童手当の支給額に影響が出る場合もあります。
・保育園の「就労証明書の変更」
会社員から退職したことで、保育の必要性の認定状況が変わる可能性があります。お住いの自治体や保育園に必ず確認が必要です。場合によっては、退園を求められるケースもあります。
・住民税の申告や減免申請
退職により収入が減った場合、翌年度の住民税に影響が出ることがあります。所得が少ない場合は、住民税の減免制度を利用できることもありますので、お住いの自治体の税務課に相談してみましょう。
これらの手続きは、お住いの市区町村の役所や保育園に問い合わせて、個別に確認することをおすすめします。
手続きのその先へ:退職後のキャリアをどう描く?

目の前の手続きが落ち着き、少し一息ついた今、あなたはどんな未来を描きたいですか?
私自身も、退職後の収入面への不安と、子育てと両立できる自分らしい働き方を見つけたいという思いから、新しい一歩を踏み出すことを決めました。
私が選んだのは、在宅でスキルを身につけ、子育てと仕事を両立できる在宅ワークの道です。
そこで、始めたのが、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」です。
私がSHElikesを選んだのは、在宅でWebデザイン、Webライティング、Webマーケティングといった市場価値の高いスキルを幅広く学べたこと。
そして、子育て中でもスキマ時間で無理なく学習を進められる柔軟な受講システムがあったからです。
オンライン完結なので、子どもが寝た後や保育園に行っている間に、自宅で集中して学べたのが本当に助かりました。
特に、現役のプロ講師による丁寧なフィードバックや場所は関係なくシーメイトの皆さんと交流できるコミュニティがあったことで、モチベーションを維持しながら学習を続けられました。
失業手当をもらっている期間を、自分への投資としてスキルアップに繋げる。これが月10万の在宅収入を目指すための、一番の近道だと私は考えています。
あなたも私のように、新しい働き方を見つけてみませんか?
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今後の収入を考えるなら?在宅ワークや再就職という選択肢も

SHElikesでの学習は、在宅ワークへの大きな一歩になりましたが、退職後の働き方は一つではありません。あなたの状況や目指すキャリアによって、様々な選択肢があります。
「すぐに安定した収入を得たい」「正社員で社会とのつながりを持ちたい」という方へ
子育て中のママに理解のある企業や、時短勤務、リモートワークOKの求人を多く扱うママ・主婦特化の転職エージェントを活用するのもいいでしょう。
求人サイトには掲されない非公開求人など、あなたの希望にあった職場を効率的に見つけやすいはずです。
・「すぐに安定した収入を得たい」「正社員で社会とつながりを持ちたい」という方へ:
子育て中のママに理解のある企業や時短勤務、リモートワークOKの求人を多く扱うママ・主婦特化の転職エージェントを活用するのも良いでしょう。求人サイトには掲載されない非公開求人など、あなたの希望に合った職場を効率的に見つけやすいはずです。
・「まずは手軽に在宅ワークを始めたい」「お小遣い稼ぎから始めたい方へ」:
本格的にスキルを学ぶ前に、まずはお試しで在宅ワークを経験したいならクラウドソーシングサイトが最適です。データ入力や簡単なライティングなど、未経験でも挑戦しやすい案件が豊富にあります。私もSHElikesで学ぶ傍ら、こうしたサイトで実績を積みました。
・「SHElikes以外のスキルにも興味がある」「もっと幅広く学びたい」方へ:
もしSHElikesで学んだ後、さらに専門性を高めたい分野や、Webスキル以外の新しい知識を習得したいと考えているなら、
Udemyのような幅広いオンライン学習プラットフォームも選択肢になります。自分のペースで、いつでもどこでも学べるのが魅力です。
【ゲーム感覚でプログラミング学習】Progateの無料体験を試す
まとめ:手続きで不安を減らし、自分らしい道を切り開こう
育休後の退職は、人生の大きな転機です。手続きの多さに戸惑い、不安になることもあるかもしれません。
この記事を参考に一つずつ着実に進めていけばきっと大丈夫です。
そして「退職して終わり」ではなく、これから自分らしい働き方や、新しいキャリアをどうやってつくっていくかが大切です。
今回の手続きを通して、自分のこれからとしっかりと向き合う時間を持ってみてください。
手続きの不安を解消し、次のステップへ向けて前向きに進めるよう、この記事が、皆さまの助けになれば嬉しいです。
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